zoomをつかった会議が割とあるので、家庭用のテレビに出してみるのはどうかなと思った。
パソコンのHDMP出力をテレビに向けるのもよいけれど、手持ちにRazpberry pi 3があったので、これにAndroidをインストールしたらできるかなということで試してみた。
lineage-17.1-20201108-UNOFFICIAL-KonstaKANG-rpi3
*最初はraspberry pi 4用のイメージ を使っていてブートしないという、初歩的なミスをして時間を浪費 T_T
これでAndroid端末として起動する。Google アプリをいれて GoogleアプリストアからZoomをインストールすることを考えて、下記を導入を試みる。
open_gapps-arm-10.0-tvmini-20210825.zip
このファイルをインストールするには、リカバリモードで起動する必要があるが、リカバリーモードにするところで、これまた時間がかかった。
リカバリーモードにするためには、adbコマンドが使えること、adbコマンドでAndroid端末に接続しroot権限でコマンド実行できる必要がある。
adbコマンドで 接続するために、まずはAndroid端末(Raspberry Pi3) のDeveloperモードを有効にする(Buildメニューを6回マウスでクリック)
その後、Developer Optionメニューで root権限を有効にしたりする。その後 パソコンとRaspberry Pi3をUSBケーブルで接続する
(USBケーブルではなく、ネットワークで接続する場合には adb remote accessを許可設定が必要)
adb shell でシェルを起動して su でroot権限を取得、その後下記コマンドを実行してrebootするとリカバリモードで起動される(ふー)
# rpi3-recovery.sh
リカバリモードで起動したあとに、下記のファイルをパソコンでインターネットから取得、USBメモリに書きこみ、このUSBメモリをRaspbery Pi3にさして、インストール
open_gapps-arm-10.0-tvmini-20210825.zip
その後、reboot。
Google アプリは正しくインストールされるのだけれど、ものすごく動作が遅くなります(たぶん、Google関連のアプリが沢山動作するためだと思われます)
動作が重くなるのは嫌でしたので、Googleアプリストアからではなく、Zoomのアプリケーションファイル(apk)からインストールすることを考え、インターネットで検索したところapkファイルがzoomのweb pageからダウンロード可能となっていました。
Raspberry Pi3に再度 Android OSをインストール、Developer modeにしてダウンロードした apkファイルを下記コマンドでインストールしてZoomが動作するようになりました。
(Googleアプリは入れませんでした、重くなるので)
adb install zoom-cloud-meetings-5-7-6-1900.apk
インストールしたZoomを起動して、meetingに接続できることを確認しました。
RaspberryPi3の標準のカメラをつかって Videoが表示することもできました。
(Videoは不安定で、表示されない場合もありました。この場合にはZoomアプリを終了して、Cameraアプリを起動。Cameraアプリを終了してZoomを起動、会議に接続すると表示されるようになったり)
せっかくなので解像度をFull HD(1920 x 1080)にして、試してみたところ動作が不安定になりました、、、とほほ。
当初の目的のRaspberry Pi3でZoomができることは確認できたのですが、やはりもう少しスペックがよいもの(Raspberry Pi4とか)でないと辛いですね。
Rasberry Pi4 2GB だと7000円くらいかな。。。それらら Amazon Fire Qube(15,000円くらいかな、、うるおぼえ)を買ったほうが良いかも。
(Amazon Fire Qube + USB カメラでVideo通話はできるようなので 。。Zoomが動作するかは不明ですが)
中古のアンドロイドスマートフォン(HDMI出力できるもの)を購入したほうが安上がりかも。